スポーツにおける“予測力”と判断力とは

スポーツにおける“予測力”と判断力とは【前編】

スポーツを見ていると、一流の選手が、次に起こることをあらかじめ分かっているかのようにプレーしている場面があります。

相手より一歩早く動く。
プレッシャーがかかる場面でも落ち着いて判断する。
まるで、その選手だけ時間に余裕があるように見える。

こうした能力は、単に「反応が速い」という言葉だけでは説明しきれません。

スポーツでは、相手の動きや状況から、結果が起こる前に次の展開を予測する能力が重要になります。
この能力は「アンティシペーション」と呼ばれ、スポーツ科学の分野でも研究されてきました。

今回、noteにて
「スポーツにおける“予測力”と判断力とは」
という記事を公開しました。

フィジカルだけでは説明できない競技力

競技パフォーマンスを高めるうえで、筋力、スピード、ジャンプ力、方向転換能力はとても重要です。

しかし、試合ではそれらの能力を
いつ、どこで、どの方向に使うのか
が問われます。

どれだけ足が速くても、動き出すタイミングが遅ければ、相手に先手を取られてしまいます。
どれだけ強く切り返せても、相手の動きを読めなければ、その能力を効果的に使うことはできません。

つまり、フィジカルの前には、必ず「見る」「予測する」「判断する」というプロセスがあります。

一流選手は何を見ているのか

一流選手は、ボールだけを見て判断しているわけではないと考えられています。

相手の姿勢、腰の向き、肩の動き、足の踏み込み、上半身の傾き。
さらに、味方や相手の配置、試合の流れ、エリア、スコア、相手の特徴など、さまざまな情報をもとに次の展開を予測している可能性があります。

今回の記事では、A. Mark Williams と Robin C. Jackson が編集した
『Anticipation and Decision Making in Sport』
の内容も参考にしながら、スポーツにおける予測力と判断力について整理しています。

「反応が速い」だけではない

現場では、判断が早い選手に対して「反応がいい」と表現することがあります。

もちろん反応の速さも大切です。
しかし、実際には「起きたことに速く反応している」というよりも、起こる前から次の展開を予測している場合があります。

ラグビーであれば、相手のステップを読む。
サッカーであれば、相手のパスコースやスペースを読む。
バスケットボールであれば、ディフェンスのズレや次の展開を読む。

こうした能力は、競技レベルが上がるほど重要になります。

GWORKS PERFORMANCEで大切にしていること

GWORKS PERFORMANCEでは、スピード、パワー、アジリティなどの身体能力を高めることを大切にしています。

大切なのは、身につけた身体能力を試合の中で発揮できる状態にすることです。

そのためには、
相手の何を見るのか。
どのタイミングで動くのか。
どの方向に力を出すのか。
プレッシャーの中でも判断できるのか。

こうした部分まで含めて、競技パフォーマンスを考える必要があります。

今回のnote記事では、予測力、判断力、ポスチュラルキュー、パターン認識、文脈情報、プレッシャー下での判断などについて、現役時代の経験とコーチとしての視点を交えてまとめています。

詳しい内容は、以下のnote記事にまとめています。


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